イスラム教の聖地・コンヤへ

皆さん、こんにちは!やのゆーです!

今回はトルコ中央部の都市・コンヤです。場所はここです。

⇧首都アンカラから近く、(先日事故を起こしてしまったものの)高速鉄道も接続する大都市だ。

 

コンヤはメジャーではないものの、日本発のトルコツアーには日帰りで付けられることが多いのでトルコ渡航経験者は知っているかもしれない。

また、世界史を学んだ人は誰もが知る街。そう、クルクル回る事で有名なスーフィズムの街だ。

今回は予定にはなかったものの、12月にクルクルダンスの盛大なイベントが開催されるとのことで訪問してみた。

では、そんなコンヤはどんな街なのでしょうか。

 

トルコではありがたい!?トラム路線

長距離バスを乗るとターミナル(オトガル)に着きます。中小規模の町村の場合、ここから必死に市街行きバスを探すことになりますがこの街は何とトラムが敷設されています!

⇧低床式の美しいトラムです。欧米の海外鉄の方も注目してくれそうな路線です。

この路線は郊外バスターミナルから市街中心部にかけ、2路線が走っています。(乗り方・路線図は下にあります。)

 

モスクが無数にある街

トルコは99%がイスラム教徒をしめるので当然モスクは多いのですが、この街を歩くと感じるのはモスクの多さ!まさに「異教徒も歩けばモスクに当たる」勢いです。

観光の範囲は中心部のみが基本ですが、それでも多くのモスクを見ることができます。

今回はその一部をご紹介。

街の中心のモスク

⇧⇩街の中心にある、アラ・アッディン・モスク。

⇧ローマ時代やビザンツ時代の柱が使われる貴重なモスク。

 

ドームのないモスク?

目抜き通りであるアラ・アッディン通り沿いにはドームのないものも。

⇧通り沿いからだと分かりにくいですが、裏からみると分かる。

 

住宅地の中のおしゃれなモスク

住宅地の中に突然現れるsmall mosque(小さいモスク!)。

輪郭にタイルが使われる珍しいモスクです。反対側に残るオスマン様の住宅も見どころ。

 

木造のミナレット(尖塔)

⇧街ではいくつか見かけましたが、木造の見張り台の様なミナレットのモスクも。ただ、礼拝所自体は住宅地に溶け込んだ落ち着いた様子です。

 

オフラインマップアプリ「maps.me」で見ても分かるのですが、この街にはとにかく月マーク(イスラーム)が多い。散歩がてらモスク探しもありです。

⇧もちろんオスマン様式もある。

トルコらしくない?市場

再び目抜き通りであるメヴラーナ通りに戻ってくると、右手に大きな市場が見えて来ます。

この市場は美しく整備されているのでとても歩きやすいです。もちろん、トルコの市場に特有の売るものでエリアが分かれているのは健在。そして何より観光地に近いにも関わらず生活用品もバッチリ売るローカル市場なので、安く買うことも可能。

チャイ屋がチャイをお盆に乗せて走り回る、、そんな光景もしっかり。なんだか観光客にも地元民にも良い市場です。

⇧モスクの下にも市場が。

 

そんな市場も奥に向かうと少しゴチャゴチャした空間が。

整備中のところも多く、いずれはこうした場所は無くなっていくかもしれません。

預言者のあごひげも?青タイルの美しい博物館

そうして街を中心に向かって歩いていくと、青色の美しいタイルの建物が見えてきます。そう、これがかの有名なクルクルダンスを行うイスラム教神秘主義「スーフィズム」の一派、メヴラーナ教団の本拠地です。

彼らの道場は国内外に数多くありますが、その拠点はここ。貫禄があります。

⇧現在は解散し、博物館として観光化されています。もちろん世界遺産です。

中に入ることも可能です。

中には教団やイスラームに関する展示がなされているのですが、歴代のセマーや様々なサイズのコーラン、そしてなんと預言者ムハンマドのあごひげまで!

街の名物・セマー演芸

この街に来たからには見忘れてはいけないのがクルクルダンス。トルコ語ではセマー(旋舞)と言います。普段でも週に1度行われているようですが、12月には大規模なイベントがあるので今回は行って見ました。(詳しい場所やチケット情報は下にあります)

行われるのは町外れの文化センター。質素な白い建物に入るとそこには大きな道場があり、ぐるっと囲むように観覧席があります。

⇧中ではカリグラフィー(文字芸術)の展示も。会場はさらに奥になります。

前半に来賓の挨拶、中編には演奏、そして後編がセマーになります。

教科書で見たことある人もそう出ない人も、きっと感動すると思います。

しかし教団の解散以降完全に観光化してしまい、スマホでの撮影や一部カメラのフラッシュが絶えないことから少し残念なところがあるかもしれません。そこは少し残念でした。

 

見どころ

しかし、観光化しようが演じるのは人。宗教に限らぬパフォーマンスとしていくつか見どころがあったのであげておきます。注意して見ると面白いかもしれない。

上手い人と下手な人がいる

踊り手(セマーゼン)が回っている姿を見ると、綺麗な回転を描いている人とそうでない人がいます。年数だと思いますが、うまい人は本当に美しいので注目。片足を軸にもう片足で回るのですが、バレエのように顔の位置を固定することはないので不思議です。

子供の踊り手もいる!

踊り手を見ていると様々な年齢層がいるのがわかります。中には子供まで。体重によるものなのか、回転スピードが周りの2倍ほどあったので可愛いと思います。

観光客の客層が面白い

コンヤは内陸部ということもあり宗教色が強くスカーフをする女性も多いのですが、このショーを見ている人にはあまりそういった人はいません。また、転々と一眼を持つ人も。圧倒的に裕福な大都市層が多いことがわかります。

また、あくまで「宗教行事」なので、神への祈りのコーナーでは皆(と言っても7割くらい)が反応するのでそこも見どころです。

近くにはアタテュルク記念館も

文化センターの手前には独立戦争記念館もあります。中にはトルコ解放戦争前後の一般市民の生活がミニチュアで飾られているので、ショー前に見るのも良いでしょう。完全にトルコ語のみですが、雰囲気で楽しむことができるでしょう。

⇧当時の生活がミニチュアで再現される

 

宗教都市として名高いコンヤ。街自体はそれほど大きいわけではないので2日ほどとってぜひ行ってみては。(街のモスクを全て制覇しようとすれば一生終わりませんが。。。)

 

街のアクセス・ホテル情報

トラム

上記の様に、コンヤ・オトガルから市街中心部へはトラムが走っています。オトガルから歩いて大通りに出ると、線路が見えるので乗りましょう。

⇧オトガルから中心部に向かうトラム

 

ただ、乗車にはコンヤ・カード(Konya Kart)が必要です。駅のそばにあるキオスク(商店でも可)で購入しましょう。チャージも同時に可能です。

中心部のアラ・アッディンの丘でトラムは終わりです。メヴラーナ博物館へはそこからトラムを乗り換えますが、この路線は現地民曰くあまり来ないそうなので、歩いてもいいでしょう。15分くらいです。

ホテル

コンヤは大都市であると共に宗教色が強い巡礼都市なだけにホテルはたくさんあります。

しかし、バックパッカーが宿泊するようなメジャーな街ではないので、ホステルは少なめです。

お勧めはメヴラーナ博物館のそばです。各観光地へのアクセスはもちろん、セマーの行われる文化センターにも徒歩圏内になります。

Booking.comにでるメヴラーナ博物館近辺の安いホテルだとMesnevi hotelになります。ここは博物館の夜景を部屋から鑑賞可能なのでお勧めです。

⇧眺めの良さはピカイチ

https://www.booking.com/hotel/tr/mesnevadeg-otel.ja.html?aid=376383;label=bookings-naam-vCh%2AncXWSQfZjZDkc2ioJwS69917756458%3Apl%3Ata%3Ap1%3Ap2%3Aac%3Aap1t1%3Aneg%3Afi%3Atikwd-65526620%3Alp1009318%3Ali%3Adec%3Adm;sid=1cb1ef0c8808c8cdd53cfc5b505d125b;all_sr_blocks=59838202_104733927_0_0_0;checkin=2019-01-11;checkout=2019-01-17;dest_id=-761917;dest_type=city;dist=0;group_adults=1;group_children=0;hapos=1;highlighted_blocks=59838202_104733927_0_0_0;hpos=1;no_rooms=1;req_adults=1;req_children=0;room1=A;sb_price_type=total;sr_order=popularity;srepoch=1545679342;srpvid=5af38836c7bb01a1;type=total;ucfs=1&#hotelTmpl

また、その近辺に1箇所ホステルを発見したのでそこに泊まるのも良いでしょう。

⇧博物館から徒歩5分のところにホステルも。

赤字がホテルの多い地区、紫がメヴラーナ博物館です。

文化センター

セマー演舞はメヴラーナ博物館ではなく、そこから徒歩15分くらいのところにある文化センターにて行われます。

赤:ホテルの多い地区

青:文化センター

紫:メヴラーナ博物館

 

注意してください。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

埼玉の大学で観光を学ぶ大学生。ディズニー好きが高じて海外ディズニーにハマるものの、旅を続けるうちにイスラーム圏に注目してしまう。パリの移民街にもハマり、築けばイラン・イラクをはじめとした「反米」パスポートを持ったディズニーオタクに。 現在はパリの郊外移民を知るべくフランス語を勉強中。ジャーナリストを目指してます。